2020年の教育改革で、小中学校でのプログラミング教育が必修になりました。
小中学校だけでなく、高校や大学入試にも影響があります。
この記事では小学校~大学入試までのプログラミング教育の流れをご紹介します。
- プログラミング教育で何がどう変わるのか知りたい
- プログラミング教育の全体像をつかみたい
- プログラミング教育の流れを知って子どもの教育に活かしたい
プログラミング教育の流れ
早速プログラミング教育の大まかな流れを見てみましょう!
ざっくりとこの画像を把握しておけばOKです!

おぉ!そうか!ほな!

待って!細かい内容も箇条書きでわかりやすく書いてるから見てって!

わかりにくかったら帰るからな~
小学校のプログラミング教育
小学校のプログラミング教育のポイントは、次の通りです。
小学校のプログラミング教育のポイント
- ねらいは3つ
- 「プログラミング的思考」を育むこと
- プログラムの働きやプログラムの良さに気付くこと
- 各教科の学びをより深くすること
- プログラミングの技能の習得をねらいとしているのではない
- 必ずしもパソコンを使うわけではない

はい、終わり!

良しとしよう。
それぞれについて、もう少し詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
中学校のプログラミング教育
中学校のプログラミング教育のポイントは次の通りです。
中学校のプログラミング教育のポイント
- 技術・家庭科(技術分野)でプログラミングに関する内容を充実化
- 学ぶ内容は2つ
- 「計測・制御のプログラミング」
- 「ネットワークを利用した双方性のあるコンテンツのプログラミング」

はい、終わり!

学ぶ内容が分かりにくい。

じゃ、ちょっとくわしく説明するよ!
中学では全体的に次のようなことに取り組みます。
- プログラミングの仕組みを学ぶこと
- 安全で適切なプログラミングを制作すること
- 制作したプログラミングの動作確認とデバッグをすること
- 問題の発見と課題の設定をすること
- 情報処理の手順の具体化をすること
- 制作の過程や結果の評価をすること
「計測・制御のプログラミング」では、次のような実践事例があります。
「計測・制御のプログラミング」の実践事例
- 「みんなを幸せにする自動ドアのプログラムを作ろう」
- 「計測・制御の技術で医療・介護の問題を解決しよう」
- 「世の中にちょっと役立つロボットを製作しよう!お掃除の巻」
- 「農業機械の自動化レベルに対応した自動走行農機のシステム開発」
- 「安心・安全ホームセキュリティシステムを考えよう。」
「ネットワークを利用した双方性のあるコンテンツのプログラミング」では次のような実践事例があります。
「ネットワークを利用した双方性のあるコンテンツのプログラミング」の実践事例
- 「AI(人工知能)画像認識技術で社会の問題を解決しよう」
- 「チャットを応用して学校や社会の問題を解決しよう」
- 「グループで音楽データを活用できるコンテンツを作ってみよう」
- 「地図コンテンツのプログラミングで防災に関する問題を解決しよう」
- 「自動チャットプログラムで身の回りの問題を解決しよう」
中学では小学校よりも一歩踏み込んで、実際に「情報」について学び、プログラミングを行いながら問題解決をします。
教科書の内容も情報の扱い方やコンピュータの仕組みなど基本的なことが含まれます。
高校のプログラミング教育
高校のプログラミング教育のポイントは、次の通りです。
高校のプログラミング教育のポイント
- 2022年からはじまる
- 「情報Ⅰ」を新設し必修科目になる
- 全ての生徒がコンピュータの仕組みや情報技術の基礎について学ぶ
- 「情報Ⅱ」(選択科目)では、さらに発展的に学ぶ

はい、終わり!

もう少し詳しく内容を言って

では、教科書からどんなことをするのか見てみよう!
情報Ⅰ(必修)
- 第1章:情報社会の問題解決
- 第2章:コミュニケーションと情報デザイン
- 第3章:コンピュータとプログラミング
- 第4章:情報通信ネットワークとデータの活用
情報Ⅱ(選択)
- 第1章:情報社会の進展と情報技術
- 第2章:コミュニケーションとコンテンツ
- 第3章:情報とデータサイエンス
- 第4章:情報システムとプログラミング
高校では「情報」についての知識を全般的に学びます。
情報モラル、セキュリティ、情報デザイン、プログラミング、データベース、ネットワークなどの基本的な内容を「情報Ⅰ」で学びます。
「情報Ⅱ」では、さらに発展的なニューラルネットワーク、機械学習、テキストマイニング、画像認識など今後の社会で重要になってくる情報技術について学びます。

高校生もプログラミングはスクラッチを使うの?

いいえ!いよいよプログラミング言語を使います!
- JavaScript(Webページの動作に欠かせない言語)
- VBA(Excelで使える業務効率化のための言語)
- ドリトル(ビジュアル寄りの言語)
- swift(Appleが作ったアプリ向け言語)
2022年から利用される「情報Ⅰ」の教科書は、上記の4つのプログラミング言語のバージョンが用意されています。
学校によって、この4つのうちのいずれかを勉強することになります。
「情報Ⅰ」の第3章「コンピュータとプログラミング」のページを見れば、どのプログラミング言語が扱われるのかが分かります。
僕なら「JavaScript」の教科書だと嬉しいですね!
次点で「swift」でしょうか。
プログラミングに興味のない人は「ドリトル」だとありがたいですね。
「VBA版」の教科書だったら、ちょっと残念です。
- Phython(機械学習を使った人工知能を開発できる言語)
「情報Ⅱ」はPhython一択です!
AIなど人工知能が盛り上がっているのでこれからさらに需要が高まりそうな言語です。

高校で急激にレベルアップするイメージですね。
大学入試へのプログラミング教育の影響
大学入試に影響するプログラミング教育のポイントは次の通りです。
大学入試に影響するプログラミング教育のポイント
- 2024年に共通テスト(2020年度までの名称:センター試験)の「情報Ⅰ」でプログラミングが出題され、文系理系問わず必修になる
- 「CBT(コンピュータに入力するテスト形式)」が導入される
情報科目が大学入試で扱われるとなると「力を入れなければ!」という意識がわいてきませんか?
政府は情報科目を「大学入試において国語・数学・英語のような基礎的科目として追加し、文系・理系を問わず学習を促していく」としています。

プログラミングやらなかったら大学入試ヤバい?
またCBT方式のテストが導入されるとタイピングで回答することになるため、ある程度のスピードで文字入力できる必要があります。
タイピングは「慣れ」で早くなります。パソコンを嫌っていてはタイピングが早くなりません。
もし全くパソコンに触れてこなければ、試験時間が足りなくなることが容易に想像できます。
ブラインドタッチまではいかなくても、せめてホームポジションに指を置いて1分間に100文字程度は入力できるようにしておきたいですね!

学校の授業だけでタイピングが早くなるかは疑問です……
まとめ
この記事では『プログラミング教育の流れ』をご紹介しました。
- 2020年:小学校でプログラミング教育必修化
- 2021年:中学校で「技術」でプログラミングの内容が充実化
- 2022年:高校で「情報Ⅰ」が必修科目として新設
- 2024年:大学入試に情報科目が追加される

備えあればうれいなし!

やるっきゃないな!