2020年の教育改革で、小中学校でのプログラミング教育が必修化になりました。
子どもの気持ちを考えると、せっかくプログラミングをするのであれば、興味を持って前のめりでやりたいですよね!
そんな方に朗報です!
なんとあの、株式会社ポケモンがプログラミング教育をやるというのです!!
やりたーーい!!!
実は誰でも全部できるわけじゃないんだ!
え。おれできないの!?
大丈夫!よく読んで挑戦してみてね!
ポケモンが無料で提供しているビデオ教材は、ゲームが私たちの手に届くまでの様々な仕事を見せてくれるので、子どもの将来の職業の可能性を広げることにも役立ちます!
- プログラミング教育に興味がある
- 子どもにプログラミング教育をやらせてみたい
- 子どもにポケモンを通して情報社会の世界を見せたい
ちなみに、ポケモンでプログラミングができる有料の教材もあります。
株式会社ポケモンが協力企業として連携している「みらプロ」とは?
『みらプロ』とは文部科学省、総務省、経済産業省が連携して運営する機関です。
以下のような取り組みを実施しています。
小学校プログラミング教育の充実を図るため、「みらプロ」として、実施月を特定せず通年で、「企業と連携し、「プログラミングが社会でどう活用されているか」に焦点を当てた総合的な学習の時間における指導案等の提供を行う取組」を実施します。
出展:みらプロ
つまり「総合」の授業で企業と協力してプログラミング教育をするってことですね!
みらプロには次のような企業が協力しています。
「みらプロ」の協力企業
- Applle Japan, Inc.
- 株式会社NTTドコモ
- グーグル合同会社
- 佐川急便株式会社
- Twitter Japan株式会社
- 積水ハウス株式会社
- 株式会社ディー・エヌ・エー
- 日産自動車株式会社
- 日本郵便株式会社
- 株式会社ポケモン
- 本田技研工業株式会社
- ヤマトホールディングス株式会社
- LINE株式会社
すごっ!!
様々な業種の企業が子どものために『教材提供』『企業訪問』『講師派遣』などを行い、プログラミング教育の学習機会を提供しています。
株式会社ポケモンは教材提供を行っています。
ポケモンでプログラミング教育の内容
株式会社ポケモンが実施するプログラミング教育は次のような内容になっています。
内容 | 説明 |
タイトル | 身近な人の仕事やゲームを作る仕事を学んで、私たちの未来やキャリアを考えよう(みらプロのHPに飛びます) |
目標 | インタビュー、職場体験、プログラミング体験を通して仕事について情報収集し、知ったことや気付いたことを整理し、どの仕事にも共有するものに気付くこと。 また「仕事をする上で大切なこと」と「理想の未来に向けてこれから自分がしていくこと」を未来予測発表会として表現すること。 |
学習内容 | 情報収集と情報整理の力を育む 大事なことや課題を見つけ出す思考力を育む 情報の取捨選択のための判断力を育む 自分の考えをまとめて発信する表現力を育む 活動を通して、学びに向かう力や人間性を育む |
企業の協力内容 | 【ポケモン公式】ビデオ教材、プログラミング体験サンプル等の提供 |
どんなビデオやろ!どんなプログラミングやろ!
ごめんよ。プログラミングのサンプルは学校でしかゲットできないんだ。
えぇぇ、やりたいのに、
でも動画は誰でも見れるよ!
やったぁぁーー!
ポケモンが提供しているビデオ教材は次の4つです。
【ポケモン公式】のビデオ教材
1.ポケモンのゲームがみんなの手に届くまで
ポケモンのゲームがどうやってできるのかが紹介されています。
ゲームができるまでにたくさんの仕事が関わっていることがよくわかります。
- プランニング
- グラフィックデザイン
- 3DCG
- プログラミング
- サウンド
- デバッグ
- 商標登録
- 営業・宣伝
- 製造
- 配送
- 販売
- ローカライズ
ポケモンが作られていく工程が見れて面白かった~
ゲームはプログラミングだけでできているわけじゃないんだね。
2.ゲームを作るお仕事インタビュー
実際にポケモンを作っている人のインタビューを見ることができます。
ここでは次の3つのお仕事が紹介されています。
- ゲームディレクター
- 3DCGデザイナー
- ローカライズ
ローカライズって何や?
「地域化」ってことだけど、簡単に言うと翻訳だね!
ポケモンの翻訳は、ただの翻訳ではありません。
リザードンは英語では『Charizard(チャリザード)』、ドイツ語では『Glurak(グルーラック)』です。
でもピカチュウはどの国でもピカチュウなんですよ。
3.ポケモンでプログラミング Scratchでつくってみよう
この動画では実際にスクラッチを使ってプログラミングをしていきます。
ポケモンGOのように、モンスターボールを投げてポケモンを捕まえるゲームを作ることができます。
ですが、残念ながらスクラッチサンプルやイラスト素材は登録した学校でしかダウンロードできません。
動画のやつ作ってみたかった
じゃ作ろうぜ!
動画ではモンスターボールやピカチュウなどのイラストを使って、スクラッチでゲームを作っています。
『ピカチュウが動き回って、モンスターボールが当たったら捕まえる』というとこまでは動画を見て真似しながら作ることができます!
ポケモンのイラストを自分で用意すれば、同じようなゲームを作ることができます。
「イラストの用意がめんどいわーー!」っていう方はスクラッチに元々用意されてるイラストを使って作ることもできます。
「作るのがめんどいわーー!」っている方は(それは言わないでほしい…)僕が作ったサンプルを用意しましたので参考にしてみてください。
4.ポケモンでプログラミング プロのゲームから学ぼう!
最後の動画は、プロ目線でどうやったらゲームが面白くなるかが紹介されています。
ゲームディレクターの増田さんは、ポケモンを捕まえるシーンについて次のように語っています。
プロ目線でゲームを考える
- コントローラーを振ったらボールが飛んでいく
- 当たったらボールが落ちて
- モゴッモゴッて動いて
- カメラが寄っていってドキドキさせる
- つかまるときに「カチッ」っていう
一連の何が気持ちいいかっていうのをひとつづつ設計して作っている
あのシーンってこんな細かく考えられてたんか
どんな音がいいか、地面に落ちる時は何回跳ねるか、とかもっとたくさん細かく考えていそうだね。
どうやって全部を体験する?
「みらプロ」で提供されるポケモンのプログラミング教育では、ビデオ教材を見ることはできますが、スクラッチのサンプルやイラスト素材などのダウンロードは、登録された学校でしか行うことができません。
またこの学習は、ビデオ教材を見てスクラッチを作ることだけが目的ではありません。
タイトルにもあるように「身近な人の仕事やゲームを作る仕事を学んで、私たちの未来やキャリアを考えよう」というのが主目的です。
全部で23時間分の授業の学習計画になっており、ポケモンはその一部です。
ポケモンのスクラッチサンプルなど含めて全てを学習するためには、学校にこの授業を実施してもらうしかありません。
そのためには、「総合」の授業として実施してもらえないか先生にお願いしてみる必要があります。
「みらプロ」の事を知らない先生も多いので、自分から積極的に話してみましょう!
先生に話すときは次のような準備をしてくださいね!
- 「みらプロ」のホームページのアドレス
- 「みらプロ」の「株式会社ポケモンが協力しているページ」のアドレス
- なぜ学校でやりたいか
- 家では全てできないから
- 将来のことを考えたいから
- プログラミングをやってみたいから
- ポケモンのゲームを作りたいから etc…
真剣に話せば、先生は必ず考えてくれます!
まとめ
この記事では『ポケモンでできるプログラミング教育』をご紹介しました。
- ポケモンでプログラミング教育ができる
- ビデオ教材は無料で見れる
- 3つ目の動画のスクラッチは真似をすれば実現できる
- プロのサンプルを使いたいなら、学校の先生に頼もう!!
学校の先生に言ってみるか!
ポケモンの授業を受けれるかもしれないよ!キミならできる!
\\ キミにきめた! //